「メインクーンって、実際に一緒に暮らすとどんな猫ですか?」
子猫をお迎えいただく前に、よく聞かれる質問です。
大きい。優しい。甘えん坊。よく食べる。メインクーンにはさまざまなイメージがあります。
けれど、猫種として語られる特徴だけでは、一頭の猫との暮らしを全部説明することはできません。
そこで今回は、PureJewelから迎えたメインクーン・バブちゃんと暮らすMikakoさんに、出会い、性格、大きさ、多頭飼い、お手入れ、費用、そして一緒に暮らして感じていることまで、30の質問に答えていただきました。
これは「すべてのメインクーンがこうです」という記事ではありません。
一頭のメインクーンと、その家族が一緒に暮らしてきた記録です。
今回のオーナーさん:Mikakoさん
PureJewel出身のバブちゃんと暮らすオーナーさん。バブちゃんは生後23か月でMikakoさんのお家へ迎えられました。インタビューでは、長く一緒に暮らしているからこそ見えてきた「その子自身」の姿を率直に答えてくださいました。
出会いとお迎え
Q1. メインクーンを迎えようと思ったきっかけは何でしたか?
初めてお迎えしたメインクーンは、猫種にこだわって探したわけではなく、ペットショップで出会いました。
私は生体販売には反対の立場ですが、その子だけは迎えざるを得なかったという感覚がありました。それほど通じ合うものを感じたからです。
その子を虹の橋に送ったあと、InstagramでPureJewelさんを見つけ、「いつかこちらからお迎えしたい」と、ずっと思っていました。
Q2. 迎える前、メインクーンにどんなイメージを持っていましたか?
大きい。
よく食べる。
心臓病が多い。
甘えん坊。
Q3. 実際に暮らしてみて、そのイメージは変わりましたか?
イメージよりもずっと賢く、甘えん坊で、繊細で、自己主張がはっきりしていると思っています。
Q4. 初めて会ったときの印象を覚えていますか?
「大きな赤ちゃん」です。
Q5. お迎えした日の様子はどうでしたか?
移動中も落ち着いていてくれて、家に着いたその日も、緊張しながら甘えてくれました。
その姿を見て、改めて「一生、死んでも守る」と決めました。
Q6. 新しい家に慣れるまで、どのくらいかかりましたか?
3日です。
性格・距離感・おしゃべり
Q7. 子猫の頃はどんな性格でしたか?
甘えん坊で、人も猫も大好きで、愛されている自信に溢れていました。
Q8. 成長して性格に変化はありましたか?
赤ちゃんの頃の性格のままです。
ただ、時々お兄ちゃんぽい表情を見せたり、私の気持ちに寄り添ってくれたりするようになりました。
すぐ上のお姉ちゃんがよく鳴く子なので、一緒になって一生懸命喋るのも、可愛くて仕方ないです。
Q9. 一緒に暮らしていて「メインクーンらしいな」と感じるところはありますか?
姉弟の中で一番身体が大きいです。力も強いのですが、優しいので、力加減に配慮して遊んでくれています。
私の方が大きいので、私に対しては遠慮がないように思います。
そういうバランスもよく見ていて、賢いなと思う一方、どこまでも甘えん坊なのも「メイちゃんらしいな」と思います。
Q10. 「猫なのにこんなことするの?」と驚いた行動はありますか?
姉猫と2人で協力・分担して、おやつをねだりに来るのは、「2人でよく考えてるなぁ!」と笑ってしまいます。
不調には寄り添う、お客様に営業してくれる、など、兄猫から教わったことを継いでくれている姿は、優しい彼らしさだと思います。
Q11. 人との距離感はどんな感じですか?
距離感は「わんこ」です。
近すぎて足にぶつかって、それでも擦り寄ってくれるのが可愛いです。
自分が眠いときは、一切遊んでくれないのも可愛いです。
Q12. 抱っこやスキンシップは好きですか?
撫でたり、すりすりしたりは大好きです。
抱っこはそこまで好きではないようですが、「これも付き合いだよね」という諦め顔でさせてくれます。
Q13. 家族によって接し方を変えることはありますか?
「この人は信頼してる」「この人は好き」と、はっきり分けているようです。
Q14. よく鳴きますか?どんな鳴き方をしますか?
鳴く、というより「喋ります」。
「あう」とか「んんん」とか、「わん」とか。
いわゆる猫らしい「にゃー」とか「みゃー」ではないです。
遊びと多頭飼い
Q15. 遊び方に特徴はありますか?
生後50ヵ月になりましたが、勢いは変わらず、じゃらしを追って家中走り回ります。
大きな身体でジャンプしてじゃれてくれるのも楽しいです。
夜はおもちゃをくわえて、私の上に馬乗りになり、ふみふみしてくれます。
Q16. 一番好きなおもちゃや遊びは何ですか?
釣竿タイプの猫じゃらしに、ピカピカしたおもちゃが付いているので、それを追跡・捕獲する遊びが一番お気に入りです。
Q17. 多頭飼いの場合、ほかの猫や動物との関係はどうですか?
姉4人に囲まれています。
それぞれの性格を見ながら、関係を築いてくれています。穏やかで、時々張り切って遊んだり、喧嘩したりしています。
姉に噛まれて瘡蓋になったことはありますが、彼が誰かを傷つけたことはありません。
大きさ・食事・お手入れ・猫用品
Q18. 大きさについて、実際に育ててみてどう感じましたか?
どの子に対しても、「自分の好きな大きさに育ってね」と伝えています。
現在8kg程です。PureJewel出身の中では小さめ男子かもしれませんが、病院では「大きい!」とスタッフが嬉しそうに集まってくるので、大きいのでしょうね。
喉元をふみふみされると苦しくて、「あー、この子大きいなぁ」と思い出します。
Q19. 食事量は想像していたより多かったですか?少なかったですか?
体重から換算して与えているため、想像より多い・少ない、とは捉えていません。
よく食べてくれて安心です。
Q20. 毛のお手入れは実際どのくらい大変ですか?
日々のブラッシングで問題はありませんが、うちの子はブラッシングが大嫌いなので、手間より抵抗が大変です。
ブラシを持つと「噛むよ!」と意思表示されるため、寝ぼけている時を狙いますが、即反撃なので、ゲームのような気持ちでやっています。
毛玉にはなりにくいほうの毛質だと思います。
Q21. 抜け毛について、迎える前の想像と違いはありましたか?
もともと多頭なので、抜け毛は覚悟していました。
何を着ていても付いているので、出先で見つけると嬉しくてポケットに入れて帰るマインドで生きています。
Q22. トイレや猫用品は、大型猫ならではの工夫が必要でしたか?
ノルウェージャンフォレストが先住しているので、トイレやクッションなどは大きなサイズを選んでいました。
バリバリボウルだけ、大きなサイズを追加購入しました。
Q23. 病院や移動、キャリーなどで大変だと感じることはありますか?
リュックタイプのキャリーで、入るのは平気です。
移動中、動き回る子なので、体幹筋のトレーニングと思って通院しています。
Q24. 実際にかかる費用について、想像と違ったことはありますか?
我が家に来てから大きな病気も怪我もないので、年数回の通院と、日々の食費が中心です。
特に高くて困る、ということはないです。
「自分の好きな大きさに育ってね」
数字だけを追うのではなく、その子自身の身体に育っていくこと。Mikakoさんのこの言葉は、PureJewelが大きさについてお伝えしている考え方とも重なります。
一緒に暮らして感じること
Q25. 一緒に暮らしていて大変だと思うことを、遠慮なく教えてください。
可愛すぎて、家から出たくなくなるのが困ります。
Q26. 反対に「メインクーンと暮らしていて良かった」と一番感じるのはどんなときですか?
可愛すぎて、家が一番幸せになることです。
大きな身体で小柄な姉猫に甘える姿もたまりません。
音もなく近づいて、「どすん」と寄りかかられると、生きる気力が湧いてきます。
Q27. 特に忘れられない出来事や思い出はありますか?
兄猫の不調に、ずっと寄り添ってくれました。
私にも寄り添ってくれています。
毎日、昨日より可愛く、愛情を引き出してくれます。
Q28. 迎える前に知っておきたかったことはありますか?
ブラッシングが大嫌いなことです🤭
Q25の「家から出たくなくなる」と、Q26の「家が一番幸せになる」。この二つの回答だけでも、Mikakoさんとバブちゃんの暮らしがよく伝わってきます。
これからメインクーンを迎える方へ
Q29. これからメインクーンを迎えようとしている人に伝えたいことはありますか?
大きく優しく、甘えん坊です。
優しい表情で、いつも家族を気にしてくれます。
その優しさを大切に受け止めて、何百倍にもしてその子に向けてあげてください。
Q30. 最後に、あなたにとってこの子はどんな存在ですか?
言葉に出来ないほど、大切です。
生まれてきてくれて感謝、出会えたことが幸せ、ここまで守ってくれたPureJewelさんに感謝しています。
まさかうちに来てくれると思わなかったので、お腹を出して寝ていてくれるだけで涙が出ることがあります。
これからも、お喋りしたり遊んだり喧嘩したり添い寝したり、たくさん一緒にすごします。
「メインクーンはどんな猫?」の答えは、一頭ずつ違う
今回のインタビューには、「大きい」「甘えん坊」「賢い」「優しい」といった、メインクーンについてよく語られる姿がたくさん出てきました。
でも、30の回答を最後まで読むと、それだけではありません。
抱っこはそこまで好きではない。
ブラッシングは大嫌い。
眠いときは遊ばない。
家族によって距離感を変える。
姉猫とは遊ぶこともあれば、喧嘩することもある。
そして、ご家族が感じている一番大きな魅力は、体重でも毛量でも、猫種の特徴でもありません。
この子自身のことが、たまらなく好き。
一般的な特徴を知ることは、もちろん大切です。でもその先で、「メインクーンはこういう猫」ではなく、「この子はどんな子なんだろう?」と見てもらえたらと思っています。
この子は、この子。
一頭の猫と一緒に暮らす面白さは、きっとそこにあるのだと思います。